葬儀用語集

Glossary

摩利支天

読み方:
まりしてん
摩利支天(まりしてん)は、仏教や神道における女神であり、主に病気や災厄から身を守る守護神として崇拝されています。彼女は、インド神話の女神であるマーリーシャーまたはマーリーシャーニー(Marici)を基にした存在で、日本の仏教や民間信仰で重要な役割を果たしています。

以下は、摩利支天に関するいくつかの特徴や信仰にまつわる情報です:

守護神: 摩利支天は、特に病気や災厄から身を守る守護神として信仰されています。そのため、病気平癒や家族の安全を祈願する際に崇拝されることがあります。
武道と関連付け: 摩利支天は、武道や武士の守護神としても知られています。武士階級では、戦場での活躍や身を守るために彼女への信仰が根付いていました。
八相尊: 摩利支天は、八相尊(はっそうそん)の一つとして数えられることがあります。これは、八大菩薩の一つであり、智慧と護法の象徴とされています。
摩利支天尊(まりしてんそん): 摩利支天は、特に摩利支天尊として尊崇され、仏教寺院や神社などで祀られています。彼女に捧げる儀式や祈りが行われることがあります。

摩利支天は、仏教の菩薩としての一面と、神道や日本の民間信仰において独自の信仰対象として存在しています。

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